平成29年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与署名式
平成30年3月22日

3月13日(火)、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力3案件の署名式を在ドミニカ共和国日本国大使館において実施しました。署名式は、各案件の被供与団体関係者が出席し、各団体の代表者と牧内博幸在ドミニカ共和国日本国大使との間で贈与契約が締結されました。署名式において、牧内大使は「本日贈与契約を行った各案件が、それぞれの地域の発展に貢献し、適切な維持管理の下、末永く利用されることを期待します。」と述べました。各案件の概要は以下のとおりです。
ダハボン市身体障害者福祉施設建設計画
- 供与金額:88,934米ドル
- 案件概要:既存施設を改修及び増築することでこれまでの理学療法に加えて作業療法によるケアが可能となり、ダハボン市内を含む当国北部の身体障害者に対するケアの質の向上が図られます。

サバナ・グランデ・デ・ボジャ市ロス・ポモス地区給水施設建設計画
- 供与金額:90,492米ドル
- 案件概要:新たに井戸、貯水タンク及び配管設備を整備することで生活用水不足が解消され、また、水質に問題のない生活用水の使用が可能になり、ロス・ポモス地区の衛生環境の改善が図られます。

アスア市基礎教育施設建設計画
- 供与金額:87,574米ドル
- 案件概要:新たに教室を整備することで多くの生徒達が教育を受けることが可能となり、同市の教育環境の改善が図られます。
