令和3年度 対ドミニカ共和国 草の根・人間安全保障無償資金協力 署名式
令和3年8月24日
8月24日(火)、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力案件の贈与契約署名式を在ドミニカ共和国日本国大使館にて実施しました。署名式では牧内博幸在ドミニカ共和国日本国大使と被供与団体代表者との間で贈与契約が締結されました。
今回、以下の計画を実施するために、合計で90,679米ドルの契約が締結されました。
エリアス・ピーニャ県エル・ジャーノ市教育施設建設計画
- 供与金額:90,679米ドル
- 案件概要:被供与団体は2013年より、エリアス・ピーニャ県エル・ジャーノ市エル・バジェ地域に幼児教育及び初等教育施設を開校、同校卒業生が中等教育の内容をラジオで学び続けられるよう支援しています。施設には現在教室が1つしか存在しないため、通学希望の児童253名の内55名しか教室に受け入れることができず、トタンとブルーシートで作った簡易教室で残りの198名に授業を行っている状況です。当プロジェクトを通し、教育施設1棟(4教室、2トイレ)を新たに建設することで、同地域の幼児及び児童に対する教育環境の改善にが期待されます。



(簡易教室と簡易トイレ)