令和2年度 対ドミニカ共和国 草の根・人間安全保障無償資金協力 署名式(1件)
令和2年10月30日
10月30日(金)、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力1案件の贈与契約署名式を被供与団体ドミニカ・リハビリテーション協会本部にて実施しました。署名式では牧内博幸在ドミニカ共和国日本国大使とドミニカ・リハビリテーション協会副代表との間で「ドミニカ・リハビリテーション協会本部義肢製作機材整備計画」実施のため、177,069米ドルの贈与契約が締結されました。
ドミニカ・リハビリテーション協会本部義肢製作機材整備計画
- 供与金額:177,069米ドル
- 案件概要:本計画の実施により、ロボット及びスキャンシステムを利用した義肢採寸、デザイン製作過程の自動化が図られ、一人一人の手足等の切断を余儀なくされた患者に合わせた使い心地の良い義肢提供が行われます。また義肢生産量は1年目はおよそ2倍、2年目は3倍となる見込みです。システムの自動化により義肢製作時間が大幅に短縮され、ドミニカ共和国の切断患者が願う、可動域増大による自立した生活の実現が期待されます。


現在の義肢製作場の様子