対ドミニカ共和国 草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ダハボン市身体障害者福祉施設建設計画」竣工式
平成31年3月29日
3月29日(金)、牧内大使は、ダハボン市身体障害者福祉施設建設計画の竣工式に出席し、テープカット及び除幕等を行いました。式典には、地域住民、被供与団体関係者など約200名が参加しました。
本計画は、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じた88,934ドルの支援により、既存の身体障害者福祉施設を改修及び拡張しました。(1理学療法室,1作業療法室,1マッサージ室,2診察室,1早期ケア室等を整備。)
ドミニカ共和国では、先天的な身体障害者のほか,年々増加する交通事故による身体障害者に対するケアが社会問題になっていますが、この地域では、身体障害者福祉施設の規模が不足しており、重度の身体障害者に対するケアが十分に行えない状況が続いていました。本計画の実施により、ダハボン市内の身体障害者に対するケアの質が向上するとともに,これまで首都サント・ドミンゴ等の施設に通っていた当国北部地方の身体障害者の交通費負担軽減に伴う受診機会の増加に寄与します。





