令和2年度外務大臣表彰受賞式:広島東洋カープアカデミー・オブ・ベースボール
令和4年8月10日
2022年8月5日、大使公邸において広島東洋カープアカデミー・オブ・ベースボールに対する外務大臣表彰授与式を開催しました。








広島東洋カープアカデミー・オブ・ベースボール(以下、カープアカデミー)は、1990年、ドミニカ共和国において広島東洋カープが外国人選手の発掘と育成のために設立した日本球界初の野球アカデミーです。現在では、大リーグの全チームがアカデミーを有するドミニカ(共)において、ロサンゼルス・ドジャースに次いで2番目に進出しました。
カープアカデミーは、松田耕平前オーナーの「自前で育てて、勝つ」という哲学の元に設立されました。1994年、カルロス・リベラ投手が初のカープアカデミー出身選手として公式戦に出場したことを皮切りに、最近では、ヘロニモ・フランスア投手や、ロベルト・コルニエル選手等が活躍しており、野球を軸とした二国間関係の促進に寄与しています。更にカープアカデミーは、ドミニカ人の貧しい家庭出身の青少年へ夢を与え、練習生に対して日本式の規律を教授することで人間形成も行っており、これら活動の功績が認められ、2020年に外務大臣表彰が授与されました。
コロナ禍の影響により、表彰式自体の開催は本年になりましたが、政府関係高官や、広島東洋カープで活躍した往年の選手、ティモニエル・ペレス氏や、エクトル・ルナ氏が駆けつけました。
佐古田カープアカデミー代表代行は、「カープアカデミーは、ドミニカ(共)の青少年の知・徳・体の調和のとれた人間性や、豊かな人格の形成を図りつつ、野球技術の向上に務め、両国の国土と文化を理解し、両国の発展に寄与するという、信念に基づいて32年間活動してきました。今般の表彰、そしてこれまでご支援いただいた全ての方々に感謝します」と球団通訳クレート氏の通訳を介して言葉を述べられました。
外務省報道発表:令和2年度外務大臣表彰
カープアカデミーは、松田耕平前オーナーの「自前で育てて、勝つ」という哲学の元に設立されました。1994年、カルロス・リベラ投手が初のカープアカデミー出身選手として公式戦に出場したことを皮切りに、最近では、ヘロニモ・フランスア投手や、ロベルト・コルニエル選手等が活躍しており、野球を軸とした二国間関係の促進に寄与しています。更にカープアカデミーは、ドミニカ人の貧しい家庭出身の青少年へ夢を与え、練習生に対して日本式の規律を教授することで人間形成も行っており、これら活動の功績が認められ、2020年に外務大臣表彰が授与されました。
コロナ禍の影響により、表彰式自体の開催は本年になりましたが、政府関係高官や、広島東洋カープで活躍した往年の選手、ティモニエル・ペレス氏や、エクトル・ルナ氏が駆けつけました。
佐古田カープアカデミー代表代行は、「カープアカデミーは、ドミニカ(共)の青少年の知・徳・体の調和のとれた人間性や、豊かな人格の形成を図りつつ、野球技術の向上に務め、両国の国土と文化を理解し、両国の発展に寄与するという、信念に基づいて32年間活動してきました。今般の表彰、そしてこれまでご支援いただいた全ての方々に感謝します」と球団通訳クレート氏の通訳を介して言葉を述べられました。
外務省報道発表:令和2年度外務大臣表彰