日本ドミニカ共和国友好親善ボクシング交流試合の開催

令和2年12月19日
  
 
 2020年12月19日、ピューマ渡久地ボクシングジム及びドミニカ共和国クルス・ロドリゲス・ボクシング・プロモーションの共催による日本ドミニカ共和国友好親善ボクシング交流試合がサント・ドミンゴ市内で開催されました。

 試合前日の記者会見に出席した牧内大使は、「両国のスポーツ交流はこれまで主に野球や柔道等の分野で発展してきたが、今後ボクシングでも友好関係が深まることを祈っている」旨述べました。また、ピューマ渡久地ボクシングジムの渡久地会長は、「ボクシングを通じた友好親善が実現できて満足している。東京オリンピックに向けた環境醸成に貢献できれば幸い」と語りました。
 
 

 交流試合にはピューマ渡久地ボクシングジムから、コブラ諏訪選手、コンドル稲葉選手、デスティノ・ジャパン(本名ブラディミール・バエス)選手が出場。ブラディミール氏は、2015年に渡日し、現在は日本で唯一のドミニカ共和国出身のプロボクサーとして活躍しています。リングネームのデスティノ・ジャパン(運命の地日本)は、自らの運命を日本で切り開くという決意の表れとのことです。

 新型コロナウィルス感染症予防措置のため、親善交流試合は無観客で実施されました。牧内大使、スポーツ省フランクリン・デ・ラ・モタスポーツ省次官等の臨席の下、大変白熱した試合が繰り広げられ、試合後、参加した両国の選手はお互いの健闘を讃え合いました。