平成30年度外務大臣表彰受賞式及び祝賀レセプション

平成30年12月5日

 
 
  平成30年11月29日、大使公邸においてクリストバル・マルテ・ホフィスドミニカ共和国バレーボール連盟会長に対する外務大臣表彰授与式及び祝賀レセプションを開催しました。
 
 マルテ氏はスポーツ大臣に就任した1990年から両国のスポーツを通じた相互理解の促進に多大な貢献をされてきました。ドミニカ共和国内に広島東洋カープがアカデミーを設立する際に国内手続きの支援を行ったり、ドミニカ共和国女子バレーボールチームの強化に取り組む過程で日本との間で数々の交流を主導してきました。日本で開催される国際大会には常に参加を表明しており、特に東日本震災が発生した2011年に開催されたワールドカップに際しては、他の参加国が選手の派遣を躊躇する中、いち早くドミニカ(共)チームを率いて仙台入りし他の国々に参加を呼びかける等、大会の成功に多大な貢献をされました。これら数々の功績が讃えられ今般の表彰に至りました。
 
 マルテ氏はスピーチにおいて、「かつてJICAの青年海外協力隊でドミニカ(共)女子ナショナルチームに練習計画立案や試合における戦略を教えてくれた大原寛氏は忘れ難い存在である。また最近では松戸市との間で協力覚書が締結されるなど、日本には大変感謝している。これまでに築き上げた両国の友好関係を若い世代が受け継いで更に発展させて欲しい」と述べられました。