日本政府の「Sport for Tomorrow」プログラムでドミニカ共和国体操協会に体操器材が供与されました

令和7年11月7日
 11月6日、早川大使は、公益財団法人日本体操協会からドミニカ共和国体操連盟へ贈られた体操器材(床運動用フロア、着地マット等)の贈呈式に出席しました。
 
 このプロジェクトは、日本政府のスポーツを通じた国際貢献策「Sport for Tomorrow」の一環として、スポーツ分野における国際協力と国際交流の促進を図ることを目的として実施したものです。今回の寄贈は、2022年に行われた初回の寄贈に続く2回目となります。
 
 早川大使はこの支援が日本とドミニカ共和国の関係強化に寄与するとともに、同国における体操競技の発展や若い才能の育成にとって重要であることを強調しました。
 
 ドミニカ共和国体操連盟への継続的な供与の成果として、2022年に日本から寄贈された器具を使ってトレーニングを行ったドミニカ共和国代表選手の内、アウドリス・ニン・レジェス選手が、ドミニカ共和国史上初の男子体操競技選手として2024年パリオリンピックに出場を果たしました。
 
 式典には、ドミニカ共和国体操連盟の関係者に加え、児童や若手選手を含むおよそ70名の体操選手が参加しました。式の締めくくりには、今回の支援の成果として、これらの選手によるトレーニング・デモンストレーションが行われました。同プロジェクトを通じて、スポーツを介した両国の絆がさらに深まることが期待されます。