日本政府による無償資金協力を2件締結しました(ゴミ収集車及び教育施設)

令和6年10月31日
 10月31日(木)、日本国政府による草の根・人間の安全保障無償資金協力2案件の贈与契約署名式を在ドミニカ共和国日本国大使館にて実施しました。
 
 今回、以下2計画を実施するために、合計で363,938米ドルの契約が締結されました。
 

1「ボナオ市中古ゴミ収集車整備計画」
・供与金額:136,081米ドル 
・署名者:エベルト・アントニオ・ヌニェス市長
 本計画を通じ、日本からボナオ市に供与される3台のゴミ収集車により、同市の廃棄物回収能力が向上し、地域住民の衛生環境が改善されることが期待されます。
 
2「サン・アントニオ・デ・ゲラ市ヌエバ・ヘルサレン地区教育施設建設計画」
・供与金額:227,857米ドル 
・署名者:マヌエル・レオニダス・アルモンテ・フランシスコ代表 
 本計画を通じ、9教室を整備することで、現在仮教室で授業を受けている幼児、待機児童125名の教育環境が向上し、また、新たに開設される小学2年生~6年生クラスに通うこととなる175名に教育の機会が与えられます。
 
 
 署名式では古川忠雄在ドミニカ共和国日本国参事官と被供与団体代表者との間で贈与契約が締結されました。 
 
 2024年、日本とドミニカ共和国は外交樹立90周年を迎えました。日本国政府は草の根無償協力を通じ、ドミニカ共和国社会の向上と発展のため、引き続き同国に支援を行うと同時に、日本国とドミニカ共和国の友好及び協力の絆がより一層深まることを期待します。