草の根・人間の安全保障無償資金協力プレスツアーの実施

令和6年3月18日
概要説明を受けるメディア
 3月18日、当館は草の根・人間の安全保障無償資金協力に関する現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞・テレビなど15社18名のジャーナリストとカメラマンが参加しました。本ツアーは、本年が日本・ドミニカ(共)外交関係樹立90周年であることを節目に、日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やし、情報発信を強化するための事業です。 
 
日本語で歓迎する生徒たち
熱心に取材するメディア一行
プレス一行は以下2カ所を視察しました。

「サント・ドミンゴ特別区サレジオ会サン・ホセ学校教室建設計画」 
 同校では通常授業に加え、ロボット工学、ブラスバンド等の課外授業にも注力しており、質の高い授業を提供していることから、同校への需要が高いものの、常に教室が不足していました。本計画で、2教室棟及び1事務棟が建設され、より多くの児童生徒に無料で質の高い教育が提供されるようになりました。視察では、学校長と生徒から「日本の教室建設支援に大変感謝しています。施設を大切に使い続けることを約束します」との声が伝えられました。 
署長インタビューの様子
放水のデモンストレーション
「東サント・ドミンゴ市サン・ルイス行政区中古消防車整備計画」
 サン・ルイス消防署は消防車を1台しか保有しておらず、管轄域内で年間約300件以上発生する全ての緊急通報に対応することが困難でした。本計画により、日本政府から消防車1台とレスキュー機材を供与したことで、同消防署の緊急事態対応能力は著しく向上し、供与車両は既に、様々な出動要請に対応し、合計513回も出動している旨、消防署長から謝意が伝えられました。 
 なお、ツアー後、新聞・テレビ等で我が国の開発協力に関する取組が報道されました。 


報道一例(外部サイト)
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